[アトリエをたてる!] 2020.5 コロナのばかやろー!でも、転んでもタダでは起きません。

前回のブログでは・・・

『土地の契約日は、2020年3月某日。
 新聞の一面は、「コロナによりアメリカのダウ平均株価が大暴落!!」
 若干やばいかもって思いましたが、ここで止まったら一生後悔と思い、
 重力に任せて押印してきましたと!!』

と書きましたが・・・

予感は、みごと的中!!

・これまでかなり長い時間温めてきた大型プロジェクトが中止に。
・片町のテナント付き住宅は、テナント入居予定者が辞退し、プロジェクトは停滞。
・プレゼンを行った住宅では、今後どうなるか分からないので・・・
 ということで、ローコストビルダーで建設することに。

おまけに、完成したばかりのクリニックで予定していた建築内覧会は中止に。
仕事が少なくなり、新しい顧客との接点も閉ざされてしまった・・・



しかし、今までにない新しい流れがいくつか出てきた。

・業務のDX化が進み、仕事の効率が上がった。
・福井県嶺南や静岡県などの遠方の方より、zoomにて建築相談。
 そして、仕事をいただくことができた。
・時間ができたことで、これまでバタバタしていた体制の見直し。
・これまで考えてきたことをまとめ、いくつかの賞に応募したところ、
 たくさんの賞を受賞することができた。
・時間ができたことで、これまでやりたかったプロジェクト
 「笏谷石バンク」「hplus home」をコロナ補助金を活用して立ち上げることができた。
 そして、そんな新しい取り組みが「柿谷町再生プロジェクト」につながった。
・これまで住宅を設計してきたお客様からコロナ禍で大好評 
 →考えをまとめて「ふくい建築賞」に応募したところ満点の最優秀賞
 →グッドデザイン賞ウッドデザイン賞を受賞

などなど・・・

これまで、12年間右肩上がりだった売り上げは、初めて下がったのだが・・・
転んでもタダでは起きぬ!!

いくつか見つかった新しい可能性に賭け、建売でもやってみるか!!という超楽観的な考えが変わり始める。

そして、時代の変化に柔軟に対応できる組織のデザインを考え始めることとなった。

つづく・・・