Oku 様々な居場所がスパイラル状につながる、奥行きのある家。

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様々な居場所がスパイラル状につながる、奥行きのある家。


「OKU」では、4.5畳グリッドの12個のエリアがスパイラル状につながった、9K+2Sというちょっと変わった間取りの住宅。

昔の住宅には「ザシキ」という奥があったように、住宅内に奥をつくることで多様な場が生まれ、様々な居場所は生活に潤いを与える。

そして、古民家のように用途に応じて建具を設置・開閉することで、様々なライフスタイル・ライフステージに対応することができるフレキシブルな住宅となる。

また、フロアーが螺旋階段のようにズレていくことでエリア間につながりが生まれ、家の隅々まで光が溢れ、風が流れる。

家の中のどこにいても家族の気配が感じられる、日本の古民家のような合理性と多様性を持った大らかな暮らしができる楽しい住宅を考えてみた。