先日のブログで、土間付き住宅は・・・
・蓄熱容量の大きい土間に冬の日射を溜め込むことができる。
・夏はヒンヤリして気持ち良い。
・温度変化の少ない安定した環境。
と書いたのですが、本当にその通りになるか計算してみました。
先日地鎮祭をおこなったH Houseを参考に、蓄熱量の大きい住宅と小さな住宅を比較したところ、蓄熱量の大きい土間付き住宅の結果が想像以上に良くて、びっくりしました!
計算結果は、床面積あたり熱容量 196.46 kJ/㎡Kとなり、これをもとに、室温シミュレーションをおこなてみたところ・・・
(左:蓄熱量 小)(右:蓄熱量 大)(ライン黄色:室温)(ライン赤色:外気温)
冬季の最低室温
土間付き住宅が朝6時で16℃程度なのに対して、土間なし住宅は朝6時で13℃程度。
夏季の最高室温
土間付き住宅が夕方6時で33℃程度なのに対して、
土間なし住宅は夕方6時で37℃程度。
土間があることによって冬暖かく、夏涼しい家になっていることが一目瞭然!
冬の寒さや夏の暑さを3〜4℃程押さえる(安定させる)ことができます。
冬の日射を蓄えることができる、室温を安定させることのできる土間のある家。そして、自然とつながる、田舎暮らしが楽しめる土間のある家!もぉ〜寒いなんって言わせない!!笑